カンブリア宮殿で、森永製菓が特集されました。
カンブリア宮殿森永製菓のチョコモナカジャンボ
7年連続ナンバーワンのチョコモナカジャンボ。ほかにも森永製菓は50年以上続くロングセラー商品が多い。
森永製菓は創業120年。
アイスは基本、冬に製造して冷凍庫に保管、夏に一気に出荷するそう。
でも、チョコモナカジャンボは、製造して5日を目安に出荷されます。鮮度が落ちるから。
日本気象協会
日本気象協会と提携して、気温と販売実績を見極めて生産しています。去年と今年の気温差、一週間の見通しをたててすぐさま現場に伝えます。
定番商品を進化させる
昔からある商品は大事にして、定番商品を進化させようという考えです。「ブランドエクステンション」と言っています。
チョコボールだと、「チョコボールのなかみ」。
工場の人たちが以前より、チョコボールのチョコがかかっていないものに、塩をかけて食べてみたら美味しかったのがきっかけです。
バニラモナカジャンボ
バニラモナカジャンボはチョコモナカジャンボより、乳脂肪分を高くしているので、乳分をすごく感じられます。
ペアリングとトリプリング
「チョコ」と「ワイン」のペアリングは以前したそうで、いまは「チョコ」と「ワイン」と「音楽」のトリプリングを研究しています。
創業者森永太一郎
明治のときアメリカで11年間西洋菓子を学びました。1899年に森永西洋菓子製造所を創設。
1913年アメリカ仕込みのミルクキャラメルを販売。バターになじみがなかった日本には受け入れてもらえなかった。
そこで、日本人に合わせた味付け、包装に変えたらよく売れました。
森永太一郎はほかにも成し遂げている。
- カカオ豆から一貫してチョコレートを初めて作りだした
- 衛生的な白衣の制服を採用
- 従業員の8時間労働
森永製菓のロゴ
森永製菓のロゴの「エンジェル」。
創業当時、マシュマロをつくっていたそうで、マシュマロはアメリカでは「エンジェルフード」言われていたそうで、「エンジェル」になったそう。
西洋菓子を広めようとした理由
日本の人たちに栄養価の高い美味しい栄養価の高いお菓子を届けたいという理由で、森永太一郎さんは西洋菓子を広めました。
栄養価が高いお菓子
甘酒をにくじゃがの砂糖と酒の代用として入れて試作をつくっています。甘酒には「米麹」と「酒粕」2つの発酵食品が入っていて栄養価が高いです。
大粒ラムネ
大粒ラムネが東京大学構内の売店で、試験期間中2~3倍の売上があったそう。その秘密はぶどう糖が90%含まれているから。
試験は頭を使うので糖分が必要。
inゼリー
「10秒でとれる朝ごはん」で発売当初は謳っていたが、いまでは種類が増えました。
新商品で、「inゼリー完全栄養」をいまつくっています。
専務の言葉
社長の北海道支店長時代の専務の言葉が胸に残っているそうです。「売上が半分になっても会社はつぶれない」「失敗を恐れるな。先の仕組みを作れ」
ウコンの大失敗
2012年社長の営業部長時代にウコンアイスバーを売り出しました。こればかりは大失敗でした。しかし、教訓にいまも社員に話して、「何もしないより失敗してもいい、チャレンジしなさい。」と言っているそうです。
まとめ
- カンブリア宮殿森永製菓のチョコモナカジャンボ
- 日本気象協会
- 定番商品を進化させる
- バニラモナカジャンボ
- ペアリングとトリプリング
- 創業者森永太一郎
- 森永製菓のロゴ
- 西洋菓子を広めようとした理由
- 栄養価が高いお菓子
- 大粒ラムネ
- inゼリー
- 専務の言葉
- ウコンの大失敗
こんなに栄養価の高いお菓子を作っていたのですね♪inゼリーに興味を持ちました。美味しいんですね。お店に行ったら買ってみようと思います。