文章を書くとき、私はの「は」はなぜ「わ」という?
人々に聞いてみたらさまざまな意見がでました。
もともとは平安時代の「ぱ」からきたものです♪
チコちゃんに𠮟られる、なぜ文章に「は」を使う?
平安時代以前はひらがな・発音がありませんでした。
「日本書紀」は漢字で書かれていて、日本語の発音に漢字を当てています。
奈良時代以前は「はひふへほ」は「波比不部保」で書かれていて、発音は「ぱぴぷぺぽ」と発音されていました。
平安時代にひらがなが誕生、「ぱ」は「ふぁ」と発音、「ふぁ」が当時の人には楽な発音だったそう。
「はし」は「ふぁし」、「はっぱ」は「ふぁっぱ」
「私ふぁ」は「私わ」、「かふぁ」は「かわ」
楽に発音する方に変わっていきました。
「は」を「わ」にしなかったのは、政府が「は」と決めたからです。
戦前は発音どおりに文字を書いていなかった
戦前は発音どおりに文字を書いていませんでした。
「おの(斧)」→「をの」
「お菓子」→「おくゎし」
「どうでしょう」→「どうでせえう」
昭和21年吉田茂内閣で現代かなづかい
発音どおりにひらがなを書く、「現代かなづかい」が定められました。
「私は」は「私わ」で使うのが本来なのですが、平安時代以降「私は」で使われてきたので、混乱をまねくということで例外として変えなかったから「私は」になりました。
おもしろことば
- (昔)はり→ぱり
- (昔)はは→ぱぱ
でした。現代では混乱してしまいます。
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