今回は「断熱」にスポットがあたりました。日本の家屋はほとんど窓サッシ1枚で冬になると室内の熱がうばわれてしまいます。床・天井・窓を断熱構造にすることで全然違います。
ガイアの夜明け断熱、省エネの家夏涼しく冬暖かい
2025年から新築には等級4の断熱性能にするよう義務化になります。
暖房なしで20度
冬なのに暖房なしで20度で過ごせる家があります。床下に1.5トンの雨水を貯めているウォーターベッドのようなものがあり、年間通じて25度を保つそうです。
屋根の外には冬は床下からポンプで送られてきた雨水を温める仕組み、夏は屋根裏のガラス素材に水を少しずつ落とし2つ窓を開けて、蒸発した熱を右から左に通して涼しくする仕組みになっています。
この仕組みエクセルギーハウスに500万円かかったそうです。25度は夏も冬も快適に過ごせる温度です。
古民家でもエクセルギーハウスはできる
こちらの古民家は雨水でなく、井戸水を床下のウォーターベッドに使用しています。
冬はエクセルギーハウスの建築家黒岩さんが、断熱が入っている外壁をつくってはめるだけで総額700万円です。
発泡スチロールに特殊な塗装をしただけで、重さがとても軽いようです。
以前は2度の部屋の中でストーブも焚いていましたが、断熱材が入って16.5度とストーブを焚かなくていいまでになりました。
手軽にできる断熱
手軽にできる断熱を探しにホームセンターカインズへ松下さんが行きました。
水で貼れる断熱シートが紹介されていました。
断熱カーテンライナー
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フレームレールキット
ポリカ中空ボード
などがあります。
世界基準の家「パッシブハウス」
ウッドファイバーを天井に入れて、気密性重視の家です。
建築家の森さんが軽井沢に自分の家を建て、実験も兼ねてパッシブハウスを建てました。
気密性を求めるのは大変なことだと、家を建てるのにたずさわった大工さん、ガラスサッシ屋さんは言います。手は抜いていないのに隙間があるという結果が1度目ででて悔しがっていました。2度目は成功してかなりうれしかったみたいです。
建築家の森さんの手掛けた福島の集合住宅は高断熱のパッシブハウスで入居待ちがでています。
建築家の森さん、仕事がドンドン入ってきているようです。