今回のカズレーザーと学ぶは、「アレルギー」についてです♪花粉症治療・アレルギー専門医・生命科学の先生たちが解説してくれます。
カズレーザーと学ぶアレルギー、花粉症
日本人の50%が花粉症といわれています。
しかし、それぞれのアレルギーに対しての薬があり、根治を目指せます。
花粉症になるのは体質
花粉症になるのは体質が関係します。「免疫バランスが崩れたときに発症します」
免疫の(アレルギー体質・環境汚染・食生活のみだれ・ストレス・花粉の量)が関係します。
コップの水があふれたとき理論ではなく、免疫バランスがくずれたときのバランス理論がいま言われています。
2020年保険適用「オマリズマブ」
効く人には劇的に改善する「オマリズマブ」しかし条件があります。
・前花粉シーズンでも重症な症状があった
・スギ花粉のアレルギー検査がクラス3以上
・花粉症の治療を1週間以上行い、効果が不十分
・12歳以上、血清総Ige濃度が30~1500IU/ml、体重20~150kgの範囲
「オマリズマブ」は一般薬とは違うメカニズム
一般薬は「抗ヒスタミン」・・花粉が抗体につき→細胞につくとヒスタミンがでて、このヒスタミンをおさえるだけ
オマリズマブ・・花粉が抗体についても細胞につかないのでヒスタミンもでないという仕組みの皮下注射
「オマリズマブ」のリスク
・オマリズマブのアレルギーになる人もいる
・金額が保険適用で月3万以上かかる
・オマリズマブは免疫を操作して耳鼻科・内科にまたがり難しい治療、注射を打ってアレルギーがでるとそのあとの治療に責任がもてない
「オマリズマブ」を処方してもらいときは、「オマリズマブ」を取り扱っているか、まず病院に確認すれば確実に受けられます。
花粉症の根治の期待ができる治療
花粉症の根治の期待ができる治療は、「舌下免疫療法」「皮下免疫療法」です。
カズレーザーと学ぶアレルギー、食物
食物アレルギーは基本的に、「皮膚」からアレルギー対象物を吸収してしまい、その後その食べ物を食べてしまったときにアレルギーとしてでてしまったものです。
コチニールアレルギー
マカロンのピンクに使われていたコチニール着色料、矢上先生の患者さんで、マカロンを食べたら目が腫れました。
魚肉ソーセージ・ハム・かまぼこ・いちご牛乳などにも入っています。
若い女性にコチニールアレルギーが多いそうで、原因と考えられているのが一部の「アイシャドウ」「口紅」にコチニールが使われているからです。
花粉症から食物アレルギーを発症する人もいる
花粉症から食物アレルギーを発症する人もいます。Ieg抗体が花粉と食物を間違える現象が起きます。
・スギ・ヒノキ花粉と(トマト)が似ている
・ハンノキと(りんご・いちご・もも・びわ)(大豆・豆乳・じゃがいも・トマト)
・シラカンバと(りんご・もも・すもも・あんず)(アーモンド・ピーナッツ・オレンジ・香辛料)
・オオアワガエリ・カモガヤ(メロン・スイカ・トマト・じゃがいも・玉ねぎ・オレンジ・セロリ・キウイ・米・小麦)
・ブタクサ(スイカ・メロン・ズッキーニ・きゅうり・バナナ)
・よもぎ(人参・レタス・栗・ひまわりの種・トマト・キウイ・香辛料)
豆乳を飲んででアレルギーがでたらショック状態になることが多い
豆乳を飲んででアレルギーがでたらショック状態になることが多いので、果物アレルギーがある人は気を付けてください。
子どものアレルギー
子どもにアレルギーを恐れて食べさせないのではなく、少しずつ食べ物を食べさせて免疫をつけていくことも大切です。治らないアレルギーもあるので無理には食べさせない、専門医に相談ください。
食後2時間以内に体育をしたらショック状態になった
食後2時間以内に体育をしたらショック状態になった人もいます。食べ物が腸管に吸収されて、血中の中にアレルゲンが入っていき、アレルギーが起きます。