今回のカネオくんは東京の「地下迷宮」です。
カネオくん東京地下迷宮、地下鉄
地下にもぐると地下鉄、電線、水害対策と地下にあるものがとても大切な役割になっています。
地下鉄は13路線286駅、むかし使われていた駅も避難所として残されています。
ヒミツの路線があり、その先には地下鉄の車両整備基地があります。車両の点検は細部に渡って点検されます。
電車の窓が大きいのは駅名がすぐ確認ができるため。
電車本体を地上から地下鉄の電車を吊るして穴からおろされています。
カネオくん東京地下迷宮、共同溝
ライフラインを守る共同溝
「電話・下水道・水道・ガス・電気」を地下で束ねて「共同溝」をつくっています。
トンネル状の中にひとまとめにします。
一番の目的は、道路の掘り返し工事による交通渋滞をなくすためです。
いままでは一つ一つがバラバラで、修理のたびに掘り起こしていました。共同溝だと人が共同溝までおりて点検するので、掘り起こさなくてよいです。
地震からライフラインを守ることもできます。
カネオくん東京地下迷宮、貯留施設
2020年渋谷駅地下施設
水害が起こるようになり、渋谷に2020年雨水を貯めるための雨水貯留施設ができました。
2008年神田川・環状七号線地下調節池
神田川・環状七号線地下調節池では最大54万トンの水が溜められます。1010億円かかっています。こちらの水害もひどく1回の水害で100億円の損害がでていました。
2019年の台風のとき、神田川の反乱を防げました。
江戸時代の水害対策
江戸時代の水害対策として、川の流れを変えていました。
「利根川」が代表的です。むかしは関東平野を南下して東京湾にでていた川を、銚子から太平洋に流れを変えました。60年かかりました。
世界最大級首都圏を水害から守る外郭水路
埼玉県春日部市に、首都圏を水害から守る地下神殿「調圧水槽」があります。
流れてきた水の勢いを弱めるところです。
埼玉に流れている川に添ってたてに水逃がす穴をつくり、地下トンネルを通って調圧水槽を通り、江戸川にだすという仕組みができました。
カネオくん東京地下迷宮、駐輪場
墨田区錦糸町に「地下駐輪場」があります。
深さ13mの中に、縦横無尽に自転車が格納されていて、228台の自転車を収納できます。
ICタグで管理されています。
都内に19か所78基あります。盗難の心配もなく、いままで駐輪で通れなかったスペースも自転車が無くなってスッキリしました。