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tokioテラスユニコーン企業TBM、紙に代わる素材石灰石LIMEX

今回の「TOKIOテラス」は公開収録です。スタートアップ企業の集まりの場での収録で、ユニコーン企業の社長が登場です♪

tokioテラスユニコーン企業TBM

ユニコーン企業とは

・評価額10億ドル以上
・創業10年以内
・未上場
・テクノロジー企業

にあてはまる企業のことです。TBMは創業8年目2019年に日本史上6番目でなりました。

TBMは紙に代わる素材「LIMEX」石灰石でできている

LIMEXは「石灰石」からできています。メリットが大きく、水に強い・紙に比べてつくる過程の水の使用量が3%でできます。石灰石からできていて、資源は地球上一番豊富にあります。

紙でつくると木の伐採をしなくてはならず、資源の限界が見えています。

吉野家のメニュー表は4年前からLIMEX素材です。濡れたり、触ることで汚れ・劣化するので、LIMEX素材の方が長持ちします。

紙を1tつくるのに、80~90tの水・20本の木が必要になります。

プラスチックに代わる材料としても注目されています。ファイルにも使われています。

・ヨドバシカメラのレジ袋
・ジュビロ磐田のプラスチックカップ
・バンダイスピリッツのプラモデル

2008年から紆余曲折

2008年に台湾のストーンペーパーを知った、TBMの山﨑社長はデメリット部分を交渉しました。しかし聞き入れられなかったので自分でつくることに進路を変えました。

ストーンペーパーのデメリット
・重い
・品質が不安定
・価格が高い

2011年にTBMを創業しました。

しかし、固い石灰石を薄いシート状にするには難しかったのです。

2015年投資家からお金を融資してもらい、自社工場をつくりました。

ここでもまったく売れないという壁にあたましたが、1年半かかって販売できる品質のものになりました。

ここから、脱炭素・脱プラスチックと言われるようになり、売れるようになりました。

2022年神奈川県に工場を建てる

LIMEXだけではなく、プラスチックも選別できる世界初のリサイクルプラントになっています。この先リサイクル市場の割合は大きくなることが予想されています。

100円ショップでも使われています。

「LIMEX」は安価でだせるようにもなっています。

2011年「紙の神様」角会長に新素材を見てもらう

LIMEXは紙の神様角会長に見てもらいながらできました。

資金調達は中東・シンガポールなど水資源の危機をかかえている国ならだしてくれるかもと走りました。

しかし最後は「経済産業省のイノベ補助金」研究開発を実装させる設備の補助で大きな額を手にすることができました。(12億円必要なところ、3分の2だしてくれて9億円)

おかげで、2015年工場を建てることができました。しかし1年半売れる商品ができませんでした。あきらめることなく続けたら、プラスチックの分野で成果がでました。

角会長を始め、角会長より1つ上の有名な経済学者の人も資金繰りに頭をさげてくれたのでいまがあります。

チームワークを大切に

チームワークを大切にしている山﨑社長、岸和田のだんじりを社員に奨めて人との関係を大事にしています。

 

 

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