今回の「カネオくん」はエレベーターです。現在のエレベーターは揺れもなく、速くなりちからもちになりました♪
カネオくんエレベーター、むかしとは違う
5階たてのエレベーターは平均時速2.7km、速いもので時速3.6km
あべのハルカス(地上60階・高さ300m)時速21.6km
東京スカイツリーのエレベーター(高さ634m)時速36km
愛知県稲沢市にエレベーター試験塔
エレベーターの試験塔でさまざまな実験が行われています。
エレベーターは「つるべ式」でワイヤーロープで吊った「かご」と反対側の「おもり」でバランスがとれ、巻き上げ機の回転速度を調整して上げ下げします。
人が乗っている「かご」は「ガイドレール」に添って上下します。
ガイドレールは数mおきにつなぎ合わされています。つなぎめの上をエレベーターが通るときに揺れが起きていました。
数ミリの隙間ですが揺れます。これを四隅にローラーをつけて揺れを打ち消して、いまでは揺れなくなりました。
試験塔では急ブレーキの試験もしています。故障で想定以上のスピードがでた場合、自動で電源が切れてブレーキがかかります。
エレベーター最大定員90人
オフィスやショッピングモールのエレベーターの最大定員は15人です。
泉ガーデンタワーは最大定員75人、六本木グランドタワーは最大定員90人です。
「かご」を大きくすると重くてスピードがでない問題がでます。9人乗りの70倍の馬力の巻き上げ機をつくりました。
エレベーターの待ち時間
エレベーターの待ち時間を短くするために、AIを導入して先に押した人を迎えに行くようになりました。そして自分の階の素通りしたストレスを感じさせないために、「階数表示」を無くしました。
エレベーターとの隙間
エレベーターとの隙間にカギ・ピン・カードなどが落ちると大変でしたよね。
いまは、ドアが開くときに落下防止の隙間を防ぎます。
世界のエレベーター
中国・湖南省、世界遺産「武陵源」の327m屋外エレベーター(百龍エレベーター)の迫力はスゴイ。
イギリス・ロンドンのとあるビルのエレベーターは床の液晶モニターがリアルに床の板が落ちていくので怖い。。
日本・瀬戸大橋に橋のメンテナンスのためのエレベーター、眼下は絶景です。
地球から宇宙ステーションへのエレベーターなんていうものも計画にあるようです。