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カネオくんヨーグルト、大阪万博から食品の一品に

今回の「カネオくん」は「ヨーグルト」です。

カネオくんヨーグルト、大阪万博から食品の一品に

ヨーグルトの作り方から調べました。meijiのヨーグルトを作り続けて15年の中村さんに聞きました。

乳酸菌10万個ぶんの入った冷凍缶詰を見せてくれました。これを解凍して脱脂粉乳などの乳製品が入ったタンクに投入します。

約40度で4時間から8時間温めます。すると乳酸菌が100倍以上の数に増殖します。

容器に注入して、40度に保たれた部屋で発酵させます。

乳酸菌はコントロールをきちんとしないと、酸っぱすぎたり・味が薄かったり・味にムラがでます。そこで、発酵途中のヨーグルトを取り出し、酸の強さを測定します。

数値に応じて温める時間を微調整しています。最後に「風味パネラー」が食べて味のチェックをします。作り方が同じでも同じ味になるとは限りません。

風味パネラーで味が違ったら、原因がわかるまで製造がストップします。

1日150万食以上ヨーグルトができています。

乳酸菌で効果が違い、売り上げが変わる

乳酸菌で効果が違い、売り上げが変わるので乳酸菌の発見は大きな成果です。

日本での販売は1917年ころ、ヨーグルトは1200円していて、胃腸の弱い人向けの薬的なものでした。

1950年代工場での大量生産が開始して、甘い味付けになり、おやつ的存在になりました。
配達メインでした。

大阪万博を境にブルガリアの国名がついたヨーグルトが誕生しました。

万博にブルガリアのヨーグルトが展示されていました。そこにメーカーが行って乳酸菌を譲ってほしいと交渉しましたが、「国宝級」の扱いの乳酸菌は何度も足を運ばないと譲ってもらえませんでした。

3年後譲ってもらった乳酸菌でヨーグルトができました。

この頃からヨーグルトは健康にいい、食事の一品という認識に変わっていきました。

1980年代飲むヨーグルトが流行

1990年代ヨーグルトきのこ

2000年代カスピ海ヨーグルト

2010年代ギリシャヨーグルト

1961年に発売された、「モロッコヨーグル」はお菓子でヨーグルトではありません♪

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