今回のカズレーザーと学ぶは、「交通トラブル」です。あおり運転・高速逆走の心理は、今年のGWの渋滞予測もでています♪
カズレーザーと学ぶあおり運転
ほとんどのあおり運転が自覚がありません。あおり運転経験者の1000人中83%が自分があおり運転をしているという自覚をもたないのです。
あおる側の心理
自分もあおられている、と感じている人が6割、あおられていると感じているから自分もあおるという心理になるようです。
いったんトラブルになると、その場での話し合いは不可能です。怒りは2時間ほど続きますので話し合いになりません。あおり運転の相手が近づいてきても窓をあけないでください。
ケース1ゆがんだ正義感
男性営業職、毎日30km運転して出勤しています。会社の車で1日中営業回り、毎日車で営業回りするのに、道が混むと営業先に遅れます。
自分がいる地域であおり運転をして相手をイヤな気持ちにさせたら、車を使う人が減ると思っていました。それが日常化していました。
運転は特殊な環境
運転していると、いろいろな方向でさまざまな作業をしないといけません。キャパシティが一杯で、イライラしだします。そこで感情が爆発して抑えられなくなります。
普段怒らない人にストレスを与えると怒り出す
被験者の85%に怒り行動をさせる、ストレス。
ストレスを加えたあと、ドライブシュミレーターをしてもらい、ここでもイライラするような動きをさせたら、怒り行動を起こす人が85%もいました。
あおり運転しやすい年齢
あおり運転しやすい年齢が40代26%です。10代11%、20代18%、30代21%、50代19%、60代5%です。
年収であおり方が違う
年収300万円以下だと罵声を飛ばします。
年収800万以上だと、前に回り込みや幅寄せをします。
あおり運転をする人の治療
目の前の車が遅いから進まないと思っているものを、前の前の車が遅いからと視点を変えさせることで、固定概念を取り除く方法。
カズレーザーと学ぶ、逆走
高速道路での逆走は年間200件あります。
ドライビングシュミレーターを用いて、東大生でも逆走してしまった「条件」とは、「右折走行だけしてしてください」と伝えて、交差点を右折していきます。
ある個所は道路出口で「進入禁止の看板」「進入禁止の標識」もありましたが、曲がってしまい逆走しました。
逆走車はなぜ走り続ける?
逆走車はなぜ走り続けるかですが、「逆走していると思っていない」からです。あきらかに逆走なのに、逆走に気づいていないのです!
逆走に気づけるようにnexco中日本の方でも、「××逆走××」の看板を目に入る形で立てています。
カズレーザーと学ぶ、渋滞
nexco中日本髙田さんが今年のGWの渋滞予測をしてくれました。
コロナ禍から明けての初めてのGWで、インター・一般道路も変わった部分もあるので、予想がつきにくいそうです。
道路には渋滞が起きているか、道路の中に埋め込まれている、トラフィックカウンターがあります。2個セットで、この1つのトラフィックカウンターの上を踏んで、2つ目のトラフィックカウンターを踏んだとき、車の速さがわかります。
時速80kmで走っていれば「普通」、時速40km以下になると「渋滞」となります。
今年のGW渋滞予想
今年のGW渋滞予想ですが、2017年~2022年のデータの上で予測しました。
東名高速道路下り、秦野中井IC、5/2午後9時くらいから5/3午後6時ころまで断続的に渋滞予想です。5/3の午前7時には45kmの渋滞になっている予測です。
東名高速道路上り、綾瀬SIC、5/5午後3時ピーク50km、5/6午後3時45km、7日だと車の交通量が比較的少ないです。午後1時に15km
ネモフィラを見にいく渋滞、(ひたち海浜公園)
潮干狩り渋滞(アクアライン)などもあります。