今回のガイアの夜明けは「空飛ぶ車」です。海外ではもう飛んでいる空飛ぶ車、日本でも日常化したいと、メーカーたちが奮闘しています。
ガイアの夜明け空飛ぶ車、大阪万博で本格始動
2025年大阪万博が開催されます。
大阪城から会場夢洲まで車で30分のところ、空飛ぶクルマで10分の移動を予定しています。
運航事業者に、ANA・日本航空・丸紅・skydriveが決まっています。
skydriveはベンチャーですが期待されています。出資する企業が多く、資金がすぐ集まっていました。147億円(suzukiほか)
2025年の販売を目指しています。
機体の軽量化の課題に取り組んでいました。少しでも軽いほうが有利です。
バッテリーが機体重量の3割を占めてしまいます。
横開きのドアも縦開きにしました。
ANAはアメリカの「ジョビーアビエーション」と業務提携
日本航空はドイツの「ヴォロコプター」と業務提携
で実証実験が進んでいるので、skydriveも追いつきたいと頑張っています。
風洞実験で機体が安定しないこともあり水平尾翼の機体重量が増えるけれどメリットが多いという方を採用して、軽量の課題が増えましたが何もかも初めてなのでクリアしていきます。
「やりがいがあります」と担当の寺井さんは言います。
丸紅が業務提携したアメリカの「バーティカル・エアロスペース」
丸紅が業務提携したアメリカの「バーティカル・エアロスペース」の空飛ぶクルマで、空の旅の商品化を考えています。
担当の高尾さんは2022年9月の東京ビックサイトでの、中国のドローンタイプの車を見たりしました。
「バーティカル・エアロスペース」まで足を運び、実物を見て回りました。
秘湯ホテル「熊野別邸中の島」
南海電気鉄道が和歌山に所有する宿をターゲットに、アクセスが悪くてお客さんが入らなかったのを、空飛ぶクルマで解消しようという企画を打ち出しました♪
大阪市から車で4時間、和歌山県那智勝浦町、中ノ島へは船で5分のところにあります。
「天然温泉露天風呂が一番の魅力♪」、すばらしいのですが、アクセスが不便でいままでお客さんが来なかったようです。
大阪市から和歌山県那智勝浦町へ、タクシーで移動すると3人で20160円でここから、「空飛ぶクルマ片道2万円」が決定しました。
いまでは、大阪府の「空飛ぶクルマ」実証事業に採択されています。
空飛ぶクルマ疑似体験ツアー30組を募集すぐに埋まりました。
VRで実際の空飛ぶクルマを体感してもらって、まだ手元にはきていないので、ヘリコプターで和歌山県那智勝浦町へ移動して、秘湯ホテルに着きました。
これで2万円だったら、価値があります。と好評価をいただきました。
2021年10月のドバイ万博
192か国2410万人が来場しました。日本館は折り紙をイメージされてつくられました。
展示デザイン部門金賞をいただきました。
ここで大阪万博のスタッフが次回の出店を各国に促し、決定している国が153か国です。
アメリカ「リフト・エアクラフト」の空飛ぶクルマ
丸紅の高尾さん、アメリカ「リフト・エアクラフト」の空飛ぶクルマを大阪で飛ばしていました。関心をもってもらいたいと飛ばしました。