今回のチコちゃんは、車掌のしゃべり方、緊急地震速報、紙の大きさAとBの違いです。
チコちゃん車掌のしゃべり方は鼻腔共鳴
車掌のしゃべり方は「騒音を避けるため」です。
鼻にかかったしゃべり方「鼻腔共鳴」がむかしは主流でした。電車が走っていると、レールと車輪が当たっている音で車内放送が聞き取りづらかったのです。
いまでは普通のしゃべり方で、指導要綱にもありません。機材の性能がよくなり普通にしゃべっていても聞こえます。
チコちゃん、緊急地震速報の音はなぜあの音
緊急地震速報の音はなぜあの音か、「人の命を救うために計算しつくされた音だから」です。
つくったのは、環境音楽家の小久保さんです。大手通信会社の役員が小久保さんのファンだったということだけで、電子マネー決済音からの流れで、「緊急地震速報」もつくりました。
「寝ている人を瞬時に起こす音」をつくってほしいとの依頼がきました。
そこで考え抜いて、
・低音から高音へ短時間で変化する音(スウィープ音)
・伝わりやすい周波数を使う
・3回繰り返す
ということをクリアしたした音が「緊急地震速報」の音です。
チコちゃん、紙の大きさAとBサイズがあるのはなぜ
紙の大きさにAとBサイズがあるのは、「Aだけだと日本人にしっくりこなかったから」です。
明治には「菊判」「四六判」はありました。しかし大きさはバラバラでした。そこで統一するように規格統一調査会矢野さんが言われて、ドイツのA判の規格が取り入れられました。ここからA4判が生まれました。
B判はA5とA6の間だった「四六判」に合うものにするため日本独自のものが生まれました。
こうして雑誌などに使われていた「菊判」にA判、小説などに使われていた「四六判」をB判になりました。
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