今回のマネーのまなびは、「年金だけで暮らせる?」です。
マネーのまなび年金だけで暮らせる?ねんきん定期便誕生月
年金だけで暮らせるか街頭調査しました。
暮らせるが・・4人
暮らせないが・・26人
ファイナンシャルプランナーは「限定条件つき」で暮らせると答えました。
住宅ローンがなく、住居費負担が軽いと、もらえる年金の金額によっては、年金だけで暮らせると言っています。
支出部分(通信費・車の維持費などの固定費)を抑える。健康でいる(医療費がかからない)ことも大事です。
自分の家計の収支を把握できておく。
現役世代が老後に備えておくこと
自分の資産を蓄えることが大事です。iDeCoやNISAを利用して資産形成、住宅ローンは定年退職までに返済するといいです。
年金増額
年金は65歳受給から1か月受給を遅らせるごとに0.7%増えます。
月22万円65歳でもらえるところを4年4か月遅らせると、69歳4か月で月30万円になりもらえることができます。
しかし「4年4か月」自己資産で暮らさないといけません。
もらえる額4年4か月、1560万円+予備800万円-退職金1000万円=1360万円
1360万円は確保していないと年金の増額給付は望めません。
統計で高齢者1人あたり1か月27万円で暮らせるとでています。
公的年金シュミレーター
ネット検索「公的年金シュミレーター」で計算するか、
「ねんきん定期便」(毎年誕生月に届きます)のQRコードを読み込むば自分の計算がすぐにできます。
これで試算するといいです。
年金は「国民年金」「厚生年金」の2階建て
年金は「国民年金」と「厚生年金」の2階建てになっています。
種類も老齢年金・障害年金・遺族年金があります。
マネーのまなび、不要な土地相続相続土地国庫帰属制度
不要な土地の増加が多く問題になっています。
相続した土地・農地・森林に限って、4/27から「相続土地国庫帰属制度」で国が引き取ってくれる制度ができました。
相談は手厚いようですが、規定の書類を書いて1万4千円の収入印紙を貼り、提出がいります。
相続土地国庫帰属制度が利用できない例
・建物がある土地
・担保に入っている・貸している土地
・土壌汚染がある土地
・境界が不明確な土地
・崖地
書類
承認申請書・・土地の住所・名義人を記入
審査手数料・・1万4千円の収入印紙を貼る
図面・・土地の位置・範囲を記入
土地の写真・・境界線や土地の場所がわかるように撮影
申請
必要書類を提出→法務局担当者による書類・実地調査→法務大臣管轄法務局長の承認→負担金の納付(最低20万円・期間8か月)→国庫帰属
相続登記
2024年4月1日から義務化になります。過去にさかのぼるのでいま考えて、相続土地国庫帰属制度が必要な人は利用した方がいいようです。
相続土地国庫帰属制度のメリット
・相続放棄ではすべて放棄してしまうが、土地だけを放棄できる
・災害時のトラブル回避ができる。損害賠償になることを回避できる
土地に建物が建っていたら、自治体の空き家バンク・民間の事業を利用することも1つの方法です。